パキラは丈夫で育てやすくインテリアにも最適ですし、「発財樹」という別名もあり、風水では金運や仕事運がアップするというありがたい効果も期待できる観葉植物でございます。
そんなパキラはダイソーやセリアなどの100均でも買うことができるので、すごく身近な観葉植物です。初心者でも育てられることも人気の秘密。
初めから大きなパキラを買うのではなく、100均で買える小さいサイズのパキラを大きく育てていく過程を楽しめるのも魅力の一つですね。
でも100均でパキラを買ったはいいけど大きく育てるにはどうしたらいいの? 育て方は? 水やりや植え替えは? などなど、不安になることも多いと思います。
この記事では100均で買ったパキラの育て方を解説しています。
よろしければ最後までご覧ください。
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パキラとはどんな植物?
まずはパキラを知りましょう。
パキラの原産地は中南米で、大きく育つとその高さは20mにもなります。そしてパキラの種類はなんと約80種だそうです。その種子は焼いて食用にしてたりするようですね。
主に観葉植物として栽培されているのはカイエンナッツと呼ばれる種で、日本で流通しているものはほぼこれです。
もちろん100均で手に入るパキラもそうですね。
サイズ的には小型~中型が多いので、一人暮らしのお部屋から家族で暮らすリビングなど、身近に置けて、育てるのもかんたんなのが人気の秘密です。
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パキラを100均で買ったら植え替えよう
育てやすいパキラはダイソーやセリアなどの100均でも手に入ります。
インテリアとしても風水効果を目当てにしても最適な観葉植物なので、まず気軽に買ってみましょう。
100均で手に入るパキラは根もあまり張らないので、大きくなり過ぎることはまずないでしょう。
とは言え、100均で買った直後は鉢植えになっていることはほぼ無いので、せっかくお洒落にかざれる素質ありのパキラをそのままにしておくのは勿体ないことです。
パキラを100均で買ったら、まずいい感じの鉢に植え替えましょう!
そして、100均のパキラを大きくするには1年~2年に一度は植え替えをした方が良いので、植え替えの方法はしっかり覚えておいてくださいね。
特に鉢植えで土で育てる場合は、水はけが悪くなった土の入れ替えや養分補給、根腐れ・根詰まり解消の意味合いも兼ねますので、パキラを大きく育てる為にも必須と考えておきましょう。
用意するものは鉢植えにして土で育てるのか、ガラス容器などでハイドロカルチャーで育てるのかで違います。
では早速それぞれ見ていきましょう。
パキラを鉢植えで土で育てる場合
用意するもの
・100均でパキラを買った状態のポットがすっぽり入るくらいの大きさの鉢(風水効果を期待するなら素焼きの鉢がおススメですが、こだわらなければこれまたダイソーやセリアなどの100均で売っているブリキ缶などでもOK)
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・観葉植物用の土
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・鉢の底に敷くネット(キッチンの三角コーナー用の水切りネットを切ったものでもOK)
・鉢の底に敷く底石
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・スコップや軍手など
パキラの植え替え手順①
鉢の底にネットを敷いて底石を入れる。
底石は鉢底が隠れる程度で大丈夫です。
ブリキ缶やバケツを使う場合は、事前に釘を打つなどして底に水はけ用の穴を空けておいてください。
植木鉢同様中心に大きめの穴一つか、バランスよく複数の穴を空けるか、水がちゃんと流れ出れば大丈夫ですのでお好みで。
怪我をしないように、十分注意してくださいね。
パキラの植え替え手順②
100均のポットからパキラを抜いて植え替え準備。
土で育てる場合は、土を軽く払って伸びすぎている根は切りましょう。
パキラの植え替え手順③
鉢に観葉植物の土を半分ほど入れる。
パキラを入れて位置を決め、周りに残りの土を入れる。
途中鉢を軽くトントンたたいて土がしっかり鉢に詰まるようにしましょう。
土は鉢の上から1~2㎝くらいのところまで入れればOKです。
それ以上入れてしまうと、水やりをしたときに土が流れ出てしまうので要注意!
良い感じで土が入ったらたっぷりと水やりをしてパキラの植え替えは完了です。
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パキラをハイドロカルチャーで育てる場合
私はハイドロカルチャーで育てています。
汚れないですし、見た目が可愛くできるので、部屋が華やぎます。
透明な容器で育てられるので、水やり時がある程度目で見てわかるのもポイント。
用意するもの
パキラを植える容器(透明なガラスのものがおススメ)
ハイドロカルチャー
パキラの植え替え手順①
ハイドロカルチャーを容器の半分くらい敷き詰める
容器をトントン叩いて隙間が無いようにしてくださいね。
パキラの植え替え手順②
100均のポットからパキラを抜いて植え替え準備。
ハイドロカルチャーで育てる場合は、土を完全に払って軽く洗いましょう。
しっかり土を落としておかないと、せっかくハイドロカルチャーで無菌で清潔な環境で育てられるのが台無しになってしまいます。
パキラの植え替え手順③
パキラを容器に入れて位置を決め、周りに残りのハイドロカルチャーを入れる。
隙間なく詰まるように、容器をトントン叩きながら入れましょう。
入れ終わったら水を容器の五分の一程度入れて完了です。
パキラの育て方 置き場所はどこが向いている?
パキラは耐陰性があるので、比較的薄暗くても室内で十分育てることができます。
とは言え、長時間暗い場所に置いて育てると枯れてしまったり病害虫が発生してまう可能性もありますので、できるだけ日当たりの良い場所が理想です。
ただし、直射日光を当てると葉焼けを起こしてしまうので注意。
風水的観点からすると、「強い気を発し、悪い気を鎮める」効果が期待できるパキラ。
気の流れが多い玄関やリビングなどに置くと良いでしょう。小型のパキラでしたら机の上やキッチンなどもおススメです。
私はキッチンカウンターと仕事用のデスクにパキラを置いています。
キッチンカウンターの方が日当たりが良いので、デスクのパキラと数日ごとにローテーションで置き場所替えをしています。
寝室に置くと安眠効果も期待できますが、日光が入ってこない位置に部屋がある場合は、週に何回かはパキラを外で日光浴させてあげましょう。
パキラは空気が淀んだ場所が置き場だと蒸れて良くないですし、病害虫の発生も考えられるので、風通しの良い場所を置き場所に選ぶように。
風通しの良いところで風を受けた葉っぱは気孔が活発に開閉し、光合成の効率も良くなり成長促進に繋がります。
もし換気の良くない家の場合は、サーキュレーターや扇風機で空気の循環を作ってあげてください。
気温度管理については、暑さには強いので冬の寒さに気を付ける必要があります。
最低でも10度前後までの環境で育てるようにしてください。
パキラも人間同様、居心地の良い場所が好きなんですよ。
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パキラの育て方 水やりの頻度は冬と夏はどれくらい?
パキラの水やりの頻度は、冬場と夏場では違います。
しかし、基本的には土が乾いたら鉢底からあふれるくらいたっぷりと水をやります。
春から夏、秋にかけて(4月~10月)は、だいたいの目安で3日~5日に一回が水やりの頻度です。
暑い日が続く真夏の間は2日~3日に一回くらいの水やり頻度で良いかもしれませんが、土の乾き具合やパキラの状態を確認しながら判断しましょう。
土が乾いていると、鉢ごと持ち上げた時にかなり軽くなっているので、感覚を確かめておくと良いですよ。
また、竹串などを土に挿しこんで、串に湿った土が付いていなければ乾いていると判断してもおおよそ問題はありません。
冬場(11月~3月)のパキラへの水やり頻度は5日~7日に一回くらいを目安にしてください。
冬場はパキラも休眠期で活発ではありませんので、乾燥気味にしてあげましょう。
パキラは寒さにもある程度は強い観葉植物ですが、水やりの頻度が高いと冷たい水がパキラの根を傷めてしまいます。
冬場に水を与えすぎるとパキラを枯らしてしまう原因となりますので、注意してくださいね。
※ただし、常に温かい室内が置き場の場合はこの限りではありません。
夏場も冬場も水やりは午前中がおススメです。
受け皿に溜まった水を捨てて、受け皿を清潔にしておくのも忘れないようにしましょう。
パキラの育て方 葉水も大事
初夏から秋にかけて特に多いハダニなど、パキラに悪影響を及ぼす害虫予防は必須です。
主に乾燥が原因で発生することが多いので、朝晩霧吹きで葉に水を吹きかけてあげましょう。
葉の裏表両面にしっかりと葉水をしてあげると良いですよ。
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まとめ
100均で買ったパキラは、ほとんどが挿し木で繁殖させたものなので、幹が大きくなることはあまり期待できないかもしれません。
パキラは繁殖方法によって幹が大きくなるかならないかが分かれます。
パキラの幹が大きくなるのは種子から繁殖させた場合。
挿し木で繁殖させたものは幹の成長自体ほとんどないので、パキラを大きく育てて大木にしたいと考えている方は、買う時によく確認しましょう。
10年育てたのに幹が全然大きくならないなんてのは悲しすぎます!
庭に植えて大きくしたいと考えている方は、パキラを100均で買うのではなく、専門店で相談してから買った方が良いかもしれませんね。
ただ、葉っぱは新しいものがどんどん生えてくるので、テーブルやキッチンに置いて癒し効果を期待するのが良いのではないでしょうか。
もしパキラを育てて大きくしたい場合は、まれに100均でも種子から繁殖させたものがあるようなので、そちらを探すか、専門店に相談してみましょう。
種子から繁殖したパキラは、根本が膨らんでいる、幹の上部が水平にカットされていない、などの見分けポイントがあるので、100均で売っているものでも一度チェックしてみるのも良いかもですね。
育てたパキラがあなたに幸運をもたらしてくれますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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